■ すでにみなさんご存じのとおり、WDWのマジックキングダム(MK)のキャッスルショーではミッキーたちの口が動き、まばたきします。本邦初公開は3月下旬の「ディズニーライブ! ミッキーのマジック★ワールド」大阪公演だと思われます。12月に動く前のミッキーたちと今回2月に動くミッキーたちの両方を運良く見ることができたのでご紹介します。便宜上、動く前、つまり現在私たちが見慣れている方のキャラクターを旧顔、口パク・まばたきするキャラクターを新顔と呼ぶことにします。
■ まず今回は件のキャッスルショー"Dream Along With Mickey"の簡略版ストーリー紹介。ベースはTDL20周年のキャッスルショー「ミッキーのギフト・オブ・ドリームス」。旅行中にビデオが壊れて即修理に出したので、録ったテープを再生できません。英語が聞き取れない部分もあるし、超うろ覚えでお送りします…。
オープニング
「キャッスルパーティーを開こう!」とミニー・ドナルド・グーフィー登場。ミッキーは満を持して登場。
ドナ「パーティーのサプライズはなに?」
ミキ「スペシャルゲストを用意しているよ!」
夢は必ずかなうという話に。みんな信じているのに、ドナルドは夢がかなうなんて信じないと言う。
ミニ「私はプリンセスになりたいわ」
グー「ぼくは海賊!」
ミキ「みんなで"Dreams Come True"と唱えよう!」
"Dreams Come True !!"
音楽が変わり、ゲストのプリンセスたちが登場してダンス。「まるで夢がかなったみたい!」と見とれるミニー。やがてミッキーがミニーをダンスに誘うが、「できないわ…」と謙虚なミニー。
ミキ「そんなことないよ。キミはぼくにとっていつもプリンセスさ。姫様、踊っていただけませんか?」
ミニ「喜んで!」 全員で舞踏会。
次はグーフィーの夢。ドナルドはフック船長、グーフィーはスミーに扮し、"adventure"という言葉につられて来たピーター・パンと海賊ごっこ。ところが、本物のフック船長とスミーが登場し、ピーターと対決が始まる。時計で対決は収まるが…。
自分は招待を受けていないとマレフィセントが登場。みんな一目散に逃げるが、夢なんてかなうはずがないと言うマレフィセントにドナルドが反抗。
ドナ「みんな夢がかなうって信じてる!そうでしょ、ミッキー!?」
ミキ「そうさ!夢は必ずかなう!みんな一緒に!」
"Dreams Come True !!"
マレフィセントを撃退し、活躍したドナルドにミニーからお礼のキス。そして、全員が集合してキャッスルパーティーのフィナーレへ。「どんな夢でも必ずかなう」という旨の歌詞をみんなで歌い上げる。
■ 曲はオープニングとフィナーレはギフトの歌詞を少し変更した程度の違いです。TDL20周年のテーマが"Dream"だったので、現在"Year of a Million Dreams"を開催中のWDWと見事にテーマが合致するわけで、曲は使い回しです。ちなみにMKの昼のパレード"Disney Dreams Come True Parade"では「ディズニー・ドリームス・オン・パレード ”ムービン・オン”」の曲が、昼パレの前座パレードでは「ディズニー・ドリームス・オン・パレード」の曲がそれぞれ歌詞を変えて使われています。話を戻すと、"Dream Along With Mickey"のミニーとグーフィーの夢ではそれぞれ「ワンマンズ・ドリームⅡ ―ザ・マジック・リブズ・オン―」でおなじみのプリンセスの舞踏会とピーター・パンの海賊シーンの曲が使われています。MKはシンデレラ城だし、パレードやショーの曲はTDLと同じだし、なんだかあまり新鮮味はありませんでした…。
■ 全体的にアメリカのパークの方がショーのつくりが単純だと思います。演出や脚本しかり。何回も衣装替えしたギフトと違って、"Dream Along With Mickey"(私の脳内限定でドリミキと略していました…)は衣装替えがドナルドとグーフィーの海賊しかありません。しかもメイン衣装の上からダンサーたちが着替えさせるだけというお粗末なもの。夢をかなえてくれたバック・オブ・ドリームスも登場しません。例えるならば、日本はいろいろ工夫を練って変化球で伝えようとするけど、アメリカは単純・簡素でストレートに伝えてくるような感じかな。だけど、"Dreams Come True(夢はかなう)"というメッセージは率直に伝わってくる。それは土壌の違いが大きいと思います。マニアが多い日本では単純なものでは通用しない。さらにノリの違いが大きい。日本のギフトでも「ドリームス・カム・トゥルー」とゲストも一緒に唱える場面があったけれども、一部の子供の声しか聞こえませんでした。しかし、アメリカのドリミキでは大人も子供も"Dreams Come True !!"と叫び、ことあるごとに盛大な歓声や拍手が起こります。ミニーの夢でミッキーが「キミはぼくにとっていつもプリンセスさ」と言う場面ではため息が聞こえる。アメリカでは日本のように同じショーを何度も見る人は少ないという傾向もあるでしょうが、いつ見ても同様の歓声や拍手がありました。ビデオやカメラ撮影するゲストは多いですが、三脚隊やバズーカは皆無。そのたびにいつも思ったのです。ディズニーはやっぱりアメリカのものだな、と。
■ 話がそれました。いつも十分長いですが、さらに長くなりそうなのでまた明日。口パク・まばたきミッキーたちを載せます。