2009年3月18日 (水)

こんなところにこんなものが(3)

■ WFPで絶賛上演中の「ミッキーのドリームカンパニー」より。こんなところでもTDR25周年をお祝いしています。

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左上から衣装に着目してみてください。左上「Disney」、右上「ANNIVERSARY 25」、左下「25」と、なじみのある単語ばかり!マーガレットの友達ふたりとニューヨーク市民です。白い衣装に銀文字で見にくいですが、確かに書かれています。遊び心がうまくショーに溶け込んでますね。
03181 ■ 同じくドリカンより。ニューヨークの街角を表現したステージだけあって私の大好きな広告がいっぱいありますよ!サッカーチームやバイクの広告に紛れて何かないかなあと探していると、やっぱりありました!出演者出入り口のステージ向かって左側の方にこんな広告があります。「スチームボート・ミッキーズ」と「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」(モリー・ブラウン号)の広告です。両方とも実際にアメフロで見ることができます。前者は同ショップに、後者はエレクトリックレールウェイの駅舎周辺で見られます。

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2009年3月 8日 (日)

ニューヨークの旗(1)

0308_1 ■ 始まりはウォーターフロントパーク(WFP)のこのマーク。これは何を示すものなのか?書かれている文字"SIGILLVM CIVITATIS NOVI EBORACI"は英語ではありません。調べてみたところ、ラテン語で「ニューヨーク市章"The Seal Of New York City" 」という意味だそうです。そして、この市章はニューヨーク市水道局の旗にも記されています。それがニューヨーク州ニューヨーク市の旗です。まず、ニューヨーク市章の説明をどうぞ。英語版Wikipediaより。

 ニューヨーク市章の初期形態は1686年に採用された。帯の"SIGILLVM CIVITATIS NOVI EBORACI"は単純に"The Seal Of New York City(ニューヨーク市章)"という意味。
 中央のふたりは植民地入植者とネイティブアメリカンを表しており、両者の統一を示している。左にいる入植者は右手におもりを持っており、右肩の上(帯の左端)にはクロススタッフ(測量の道具)がある。
 右側はマンハッタン出自のアメリカインディアンの一民族デラウェア族(ニューヨークの先住民族;レナペ族と同意)の者で、左手に弓を持って休んでいる。
 武器と盾を見てみると、4枚羽根の風車がニューアムステルダムとしてのニューヨークのオランダ領の歴史を思い出させる。また、ビーバーと小麦粉樽はニューヨークの初期の交易商品を意味している。盾とふたりは月桂樹の枝の上にのっている。
 市章の一番上のハクトウワシは、アメリカ革命後の1784年に加えられた。ワシが加わる前はこの場所に王冠があり、イギリスによる植民地時代に行われていた君主制を表していた。
 下の「1625」はニューアムステルダムとしての成立年を示す。しかし、初のオランダ人移民がニューヨークにやってきたのは1624年であるし、ニューアムステルダムは1653年に合併したのだから、この年が選ばれた理由に多くの歴史家たちは納得いかないようである。

■ 続きまして、TDSのニューヨークに関連するニューヨークの超簡略版年表。

1609年 オランダ東インド会社からの派遣により西インド航路を発見する命を受け、ヘンリー・ハドソンがニューヨークを発見。
1624年頃(1624~27年で不明確) オランダ人植民地総督ピーター・ミヌイットが現地住民からニューヨーク(マンハッタン島)を24ドルで買収する→1625年頃 ニューアムステルダム成立。
1664年頃 ニューアムステルダムがオランダからイギリスの植民地になる。当時のヨーク候(後のジェームズ2世)により「ニューヨーク」と名づけられる。

ヘンリー・ハドソン
イギリス人探検家。1609年にオランダ東インド会社に雇われ、アジアへの近道となる北西航路発見の命を受けてハーフ・ムーン号とともに航海に出る。その際、マンハッタン島(後のニューヨーク)を発見する。彼がマンハッタン島からニューヨーク湾に入っていくときに通った川は彼の名前にちなんで後に「ハドソン川」と名づけられる。彼はマンハッタン島を探検し、先住民と交易を行う。良質なビーバーなどの毛皮がこの地にあることが判明。これらの発見が東インド会社、ひいてはオランダに莫大な利益をもたらすことになる。

ピーター・ミヌイット
オランダ人ニューネーデルランド植民地総督。1624年頃、先住民デラウェア族(レナペ族)から24ドル相当のビーズなどと引き換えにマンハッタン島を買収。

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■ このマークどこかで見たことあると思ったら、水道局の旗にあったんです。問題なのは、WFPにある市章と水道局の旗の市章の年代が異なること。WFPは「1664」、水道局は「1625」。Wikipediaにも出ている正規のニューヨーク市章は水道局と同じ「1625」です。私はWFPを先に見つけて、TDSオリジナルのニューヨーク市章だから本物とは異なる「1664」なのかと思ったんです…。しかし、同じTDSニューヨークにある水道局の旗には「1625」とありますから、TDSニューヨークとして矛盾しています。何か意図があるようには思えないのですが…。ちなみに、WFPの「1664」はニューアムステルダムが「ニューヨーク」と名付けられた年です(年代は諸説あり)。旗の色が青・白・オレンジなのは、オランダ領だった名残で、1625年に使われていたネーデルランド国旗と同じ色です。
■ 余談ですが、ニューヨーク市章に関するページを自動翻訳したら、すばらしい誤訳が出てきました。"The Seal Of New York City"が「ニューヨークのアザラシ」と誤訳されたのです。「誕生日かスクリーンデビュー日か」で話題にしたトゥーンタウン市章のアザラシ、あれはギャグだったんですね~。"Seal"=「紋章;アザラシ」という同音異義語でした。トゥーンタウンは"Seal(アザラシ)"そのものを"Seal(市章)"にしたわけだ!
■ それにしても、新発見を求めてあれこれ調べているわけですが、こうした矛盾が出てくると、TDSの粗探しをいているようで、微妙な気分になります…。まあ、成功もあれば失敗に終わることもあるってことで、あんまり気にしないようにします…。

<参考サイト>http://www.nyc.gov/html/dcas/html/features/greenbook_seal_flag.shtml

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2009年3月 7日 (土)

タートル・トーク(1)

■ 東京ディズニーシーの新アトラクション「タートル・トーク」のオープンが10月1日に決定しました。アメリカンウォーターフロントはニューヨーク、S.S.コロンビア号の海底展望室でクラッシュとお話できるそうです。ということは、ニューヨークの海底にクラッシュがいるってことですね…。おそらくTDSファンの多くが思ったと思います。「なんでコロンビア号にクラッシュ?ニモの舞台はオーストラリアじゃないの?ニューヨークのバッグラウンドストーリーはどうするの?」と。しかし、できてしまうものは仕方ありません。どうにかしてニューヨークとこじつけたバッグラウンドストーリーを考えてみます!

仮説1.クラッシュがニューヨーク港に住み着いた。
オーストラリアのグレートバリアリーフからはるばるニューヨークまでクラッシュがやってきた。この説なら、S.S.コロンビア号とニューヨークの設定に変化を加える必要はない。

仮説2.オーストラリアを旅したS.S.コロンビア号にクラッシュがついてきた。
コロンビア号の処女航海を祝う「セイリングデイ・ブッフェ」、コロンビア号のドリームクルーズを描く「オーバー・ザ・ウェイブ」。すでに、現時点のニューヨークで矛盾が生じている。しかし、ニューヨークの舞台設定上、コロンビア号は「処女航海を控えている」状態。まだ処女航海を迎えていない船がオーストラリアを旅したというのは無理がある。これはTDS不変の正史である。反対に、TDS5周年を見るに、TDSでも時間が経過しているという見方もできる。この設定を引用する場合、コロンビア号が航海の経験があるということになり、コロンビア号がオーストラリアを旅した可能性は否定できない。

仮説3.ベアトリスがクラッシュをつれてきた
ベアトリス・ローズ・エンディコット、S.S.コロンビア号を所有するU.S.スチームシップカンパニーの経営者コーネリアス・エンディコット3世の末娘。「タワー・オブ・テラー」の公式サイトを見るに、自由奔放で自己主張が強く、好奇心旺盛な性格とわける。彼女は「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」の内装も手がけたことで有名である。その内装でひときわ目を引くのが、1914年にパナマ運河を航行するS.S.コロンビア号の絵。現在のニューヨークは1912年であるから、未来予想図。公式サイトの「ベアトリスの日記」に、1914年に完成するパナマ運河を称えてこの題材を選んだようだ。以上のことから、ベアトリスは好奇心旺盛でいろんなことに興味を持つ人物と考えられる。彼女がコロンビア号の見世物としてオーストラリアからクラッシュをつれてきた。

…どれも苦しい……。すべての仮説でニモ(現代)とニューヨーク(1912年)の時代設定を結びつけることができません…。そもそも「時空を超えた未来のマリーナ」や1909年のイタリア他、七つの海があるTDSでそんな時代考証考えたらきりがない!…と思ったら、クラッシュは100年以上生きているんですもの、映画『ファインディング・ニモ』の未来か過去にニューヨークにいたって何らおかしくありません!カメは長生き!というわけで、

仮説4.クラッシュは映画より過去もしくは未来にニューヨークにいた(いる)

これでいかがでしょうか?私自身この記事を書きながら、うんうん悩んでいたんですが、悩んでいたらふと浮かんだのが仮説4!映画の過去か未来にクラッシュはニューヨーク港を泳いでいた…と思っておきます。現代と1912年の時間差はこの際無視!ニューヨークとニモの関連性としての一考察です。多分アトラクションの内容を鑑みて考察するなら、未来になると思います。ニモの話題が出てクラッシュは答えられるだろうから。これ以上のこじつけはアトラクションを体験してから考えます。

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2008年12月 8日 (月)

クリスマスデコレーション

■ アメリカンウォーターフロントのデランシーストリートにあふれるクリスマスデコレーションの日本語訳です。

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"Buon Natale

Shere a special moment with someone special! Come to Mediterranean Harbor for the exquisite Christmas illuminations."

「メリークリスマス

大切な人と特別なときを分かち合いましょう!この上なく美しいクリスマスイルミネーションに彩られたメディテレーニアンハーバーへどうぞ」

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"Christmas Holiday

Cape Cod is the perfect spot for a romantic time with your special someone!"

「クリスマスホリデー

ケープコッドはあなたが大切な人と一緒にロマンティックな時間を過ごすのに最適な場所ですよ!」

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"Feliz Navidad

DECK THE HALLS WITH TROPICAL SPLENDOR...FOR A "HOT" HOLIDAY FESTIVAL!"

「メリークリスマス

熱帯特有の輝きに満ちたヒイラギを飾ろう、『熱い』クリスマスのために!」

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"Christmas in New York !

Enjoy New York's most magnificent Christmas Tree! The highlight to any holiday visit!"

「ニューヨークのクリスマス!

ニューヨーク一の壮大なクリスマスツリーを楽しんで!クリスマスにニューヨークを訪れたときの最大の目玉!」

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"Meet Santa & Duffy !

Have a jolly, good time in Cape Cod!"

「サンタとダッフィーに会おう!

ケープコッドで陽気な楽しい時間を過ごそう!」

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"Meet Mrs.Santa & Marie !

A sweet holiday welcome is waiting for you!"

「ミセスサンタとマリーに会おう!

甘いクリスマスのおもてなしがあなたを待っています!」

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"SEASON'S GREETINGS from NEW YORK"

「ニューヨークから季節のごあいさつ」

■ 久々のお家芸復活です。ミッキーとミニーの"Buon Natale"はイタリア語、チップとデールの"Feliz Navidad"はスペイン語で「メリークリスマス」。

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2007年5月12日 (土)

デランシー・ケータリング(1)

05111 ■ 5周年後の6月1日のショースケジュールが発表されましたね。「ミート&スマイル」と「オーバー・ザ・ウェイブ」は存続とのこと。衣装は今のままなのでしょうか?5周年が始まってから今までのプラザ衣装のミッキーたちのぬいぐるみがセールに出されていて、そこから一抹の不安が…。5周年後も5周年衣装のまま?もう提督ミッキーは見られない?やっぱりシーのミッキーは提督です。イマジニアが直々に考えたミッキーの衣装ですし、お願い、戻って!
■ 久々にアメフロの話題です。かねがね気になっていた「デランシー・ケータリング」のホットドッグの包み紙。ニューヨーク・グローブ通信との噂もあるこの新聞。鋭い方はお気づきでしょう。ここに書かれている英文広告にもばっちり意味があります。実在する会社や建物の広告ばかり!順不同でご紹介します。

(1). WHOLESALERS:Have you considered the enchanted value to your business offered by a direct line between your sales rooms and the docks? Contact us in writing for further particulars.
THE CENTRAL MANHATTAN TELEPHONE CO.

卸売業のみなさんへ
販売部屋とドックが直通電話でつながった仕事という魅力的な値打ちを考えたことが
ありますか?さらに詳しく知りたい方は文書にてご連絡を。
セントラルマンハッタン・テレフォン・カンパニー

(2). NOTICE:McDuck's Pawn Shop will pay Top Dollar for high quality fisherman's gear and other nautical items.

注目
マクダックの質屋は高品質な漁師道具やその他航海品目をどこよりも高く買います。

(3). CAPTAIN AND FIRST MATES:Have long weeks at sea got you in the Doldrums?
Concider a career as a Steamer Captain. Modern boats, your choice of routes, and home in time for dinner(most nights).
Apply at any of our docks,The DisneySea Transit Steamer Co.

船長と一等航海士求む
航海中に無風帯で何週間か過ごしたことがありますか?蒸気船の船長としての経歴を
考えてみてください。最新の船に乗り、あなたが選んだルートを進み、たいていの夜
は自宅の夕食に遅れずに済みます。弊社のドックのどこでも申し込みできます。
ディズニーシー・トランジット・スチーマー・カンパニー

(4). The Sailor's Arms Hotel. Providing adequate shelter in rooms that are clean enough. on Water St., Near the Docks.

セーラーズ・アームス・ホテル。あなたにぴったりな宿として、満足いくほどキレイな部屋をどうぞ。ウォーターストリート。埠頭隣接。

05122 ■ (1)の会社は未調査。(2)はみなさんご存じ。(3)の事務所はやっぱりケープコッドの船着場かな?未調査です。訳に自信のない(4)はひっそりと実在します。左の写真の建物がセーラーズ・アームス・ホテルです。マクダックスの隣です。運がよければ、水兵たちのにぎやかな宴会のざわめきや熟睡する彼らの寝息(いびき?)が聞こえてきますよ。1泊25セント。本日空室あり。ぜひともどうぞ!

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2007年1月26日 (金)

こんなところにこんなものが(1)-2

01261 ■ お久しぶりです。「こんなところにこんなものが(1)」でご紹介したせき点滴薬の広告、TDLにもありました!以前TDLで見たときはリハブ中の囲いにあったのですが、ちゃんと固定の場所にありました。予想通りアドベンチャーランドのダイニングエリアの壁にありました。今までタイミングが悪く、食事時にしか行けなかったのですが、さすが閑散期。人も全然いなかったので、写真が撮れました。ここにもまた驚きの事実が!

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■ TDSのアメリカンウォーターフロントにある広告とキャッチコピーと値段は一緒ですが、こちらにはカエルの腹に"Stops that tickle!"(そのムズムズを抑える!)」と書いてあります。また、会社や商品名が違います。アメフロの"Prince Charming Cough Drops"に対して、アドベンチャーランドは"Greatest Cough & Voice Lozenge on Earth"。うーん、後者は商品名じゃなく謳い文句でしょうかね。「とってもよく効くセキ・声用のどあめ」。今度は点滴薬ではなく、のどあめもしくはトローチです。右下に会社名がありました。"ANDE ROONEY INC MADE IN U.S.A. 1986"、…1986年!TDLがグランドオープンしたのは1983年ですから、後になって付け加えられたということでしょうか?そもそもアドベンチャーランドのダイニングエリアはいつからあったのか?タマゴの広告で値段が定期的に変わったりするように、「永遠に完成しない王国」だから、リニューアルの際に加わった可能性もあります。さらに、驚くべきは"ANDE ROONEY"というこの会社が実在すること!検索したら見事にヒットしました。こちらがその会社のHP。レトロな広告の復刻版や標識、マグネットを販売する会社のようです。さらにさらに、見慣れたカエルの広告をこちらで発見!ご希望の方はTDLと同じ広告をご自宅にどうぞ!
■ 謎が深まったばかりで何も解決されませんでした…。夢のない話だったかもしれないし、この広告とTDSのを比較してディズニー流パロディとも考えられるし、皆様お好きなようにお考えください、って感じでしょうか。

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2006年9月11日 (月)

こんなところにこんなものが(1)

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■ アメリカンウォーターフロントを散策中に発見しました。上の写真は「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」乗り場横の水飲み場です。そこにある風邪薬の広告。"FROG IN YOUR THROAT(のどにカエルがいる)"。まさしくのどがガラガラで、のどにカエルがいるような咳や風邪にお悩みの方への風邪薬です。10セント。注目すべきはこの医薬品名。わかりますか?"Prince Charming Cough Drops"、「プリンス・チャーミング・カフ・ドロップス(せき点滴薬)」。プリンス・チャーミング!ディズニーファンならもちろんご存じですよね!『シンデレラ』に登場する王子ですよ!09113_3
■ そして、私は今年の冬にこの広告をTDLでも見かけたのです。アドベンチャーランドの「千葉物産館・美術工芸」、「サファリ・トレーディング・カンパニー」、「チキ・トロピックショップ」一体をリハブ中の柵にこの広告と微妙にデザインが違う(文字の位置が違う程度)けど、同じ広告が貼ってあったんですよ。証拠写真はKoZさんの「TDR航海日誌」をご参照ください。KoZさん、わざわざありがとうございました!もしかしたら、アドベンチャーランドのタイフーンサルーンとかに貼ってあったりして。今度チェックしてきます。それにしても、これはディズニーのお遊びですよね?

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2006年8月28日 (月)

ニューヨーク・グローブ通信(2)

0828 ■ もう「タワー・オブ・テラー」オープンまで10日を切ったんですね。覚悟を決めて乗るしかないなあと思う今日この頃。あーイヤだ…垂直落下なんて自分からすすんでしたくない!だけど、それ以上にツアーとその結末が気になる…。
■ 今回はニューヨーク・グローブ通信の求人広告です。「レストラン櫻」の隣の壁あたりにあります。

"NEWSBOY WANTED!
Plucky Youg Go-getters Needed Immediately To Distibute The New York Telegraph Throughout The Metropolitan Area. Apply In Person To The Assistant Circulations Manager, Endicott Publishing, Broadway."

「新聞配達少年求む!
元気で若いやる気のある人、大都市じゅうにニューヨーク・グローブ通信を配達するために急募。お問い合わせはブロードウェイ、エンディコット出版 流通課長補佐まで」

ビジネス英語がわからないので、"The Assistant Circulations Manager"を「流通課長補佐」と訳してあります…。ニュアンスで配達や発送を管理する部署の責任者の補佐ってこわかりますよね…。"manager"には日本語の意味が多すぎです。「流通副主任」でもいいかも。気になるのは"Endicott Publishing(エンディコット出版)"です。何この社名。初耳です。日本でも大手新聞社には配達や印刷などを扱う子会社があるから、ニューヨーク・グローブ通信の印刷や配達関連の子会社でしょうか。「ニューヨーク・グローブ通信(1)」で取り上げた本社には入ってないようです。看板に社名がありませんでしたから。ブロードウェイの別の場所にあるんでしょうね。
■ この求人広告からはニューヨーク・グローブ通信が繁盛して人手不足の様子が伝わってきます。ニューヨーク一の新聞ですからね。それと同時に、仕事を求めて移民がぞくぞくとやってくるニューヨークの情景も浮かんできます。ちなみに、「レストラン櫻」は日本人移民、「パパダキス・フレッシュフルーツ」はギリシャ移民の店です。「マクダックス・デパートメントストア」のスクルージ・マクダックもスコットランド出身です。スクルージは奥が深い…。

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2006年8月27日 (日)

ブロードウェイ・ミュージックシアター(3)

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■ 今日も偶然バイト中に『太陽がまた輝くとき』が2回も有線で流れたので、記念にブロードウェイ・ミュージックシアター(BMT)です。昨日の続きです。上の写真はBMTロビーから劇場内に入る際にくぐる扉の上にある絵です。左の扉に"Peter Minuit"、右の扉に"Henry Hudson"という人物が描かれています。右のヘンリー・ハドソンはハドソン川関連の人かなとは想像します。いつもどおり調べてみました。

Peter Minuit(1580-1638)  関連ページ「Wikipedia
オランダの植民地行政官。ニューネザーランド初代総督。

Henry Hudson(1570?-1611) 関連ページ「Wikipedia
イギリス人航海家・探検家。ハドソン湾を発見し、ハドソン川を探険した。

ヘンリー・ハドソンはまさしくハドソン川の名前の由来になった人でした。TDSのアメフロにもハドソン川が流れています。「レストラン櫻」からケープコッドの方まで。ニューヨークからケープコッドに行くときに通る赤い橋はその名も「ハドソンリバー・ブリッジ」です。
■ 私は高校時代日本史専攻だったので、世界史がよくわかりません。日本語版ウィキペディアには両者の項目がなかったので、英語版を関連ページに紹介しておきます。英語版ウィキを読んでいても、世界史の前知識がないので意味不明。そこで、「ニューヨーク(アメリカ)の歴史 - エイビーロードネット」をご参照ください。非常にわかりやすいと思います。
■ 上記ページを参照すると要するに、ヘンリー・ハドソンがニューヨークという土地に目をつけて発展を予期し、ピーター・ミヌイットが先住民からニューヨークという土地を買収したってことですね。言わばニューヨークの土台をつくった人物たちです。ふたりは厳しい航海を経て(上記の写真以外にミヌイットとハドソンが航海している絵もあります)、新天地にたどり着きました。ちょうどTDSのコンセプト「海」とも合致しますし、ニューヨーク市民から開拓者への敬意もこめて立派な劇場に絵を掲げているんでしょう。ますますBMTが公共施設な気がしてきました。

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2006年8月26日 (土)

ブロードウェイ・ミュージックシアター(2)

08261 ■ 今日バイトで両替中に「sing sing sing」と全く同じメロディの前奏が有線から流れてきて、思わず取り乱してお金を落としました…。一瞬にして私の頭の中で「ビッグバンドビート」(BBB)のドラマーミッキーが浮かびました…。というわけで、記念に今日はブロードウェイ・ミュージックシアター(BMT)です。
■ さて、左の写真はBMTロビーにある碑文です。実際はキャストのアナウンス用操作盤のふたです。ちなみにBMTロビー内は撮影可能です。この碑文はショーの待ち列が前の方でない限りあまり目にすることはないでしょう。帰りは素通りですしね。ここにBMT誕生に繋がる文章が記されています。

"Dedicated by
The honorable
William J. Gaynor
mayor of the city
of New York
April 2, 1911
to celebrate the arts
while entertaining
the people"

「名誉あるニューヨーク市長ウィリアム・J・ゲイナー、1911年4月2日、人々を楽しませる芸術を祝してこれを捧ぐ」

"The honorable"がついて「名誉市長」かなとも思いましたが、断言できないので直訳してあります。訳して気になるのはもちろん"William J. Gaynor"という人名です。検索してみたところ、なんと実在した人物です。「Wikipedia」をご参照ください。以下Wikipediaからの要約です。

William Jay Gaynor(1849-1913)
 アメリカの政治家。1893年から1909年まで最高裁判事を務め、その後1910年から1913年までニューヨーク市長在任。任期の早くにのどを狙撃されるが、無事回復。しかし、のどには弾丸が残ったままだった。歴代ニューヨーク市長の中で唯一暗殺の襲撃から生き残った人物。市長としては地下鉄伸長計画に反対したり、州知事や大統領に立候補したりした。1913年9月10日、狙撃の長引く痛みで急逝。

ウィリアム・J・ゲイナーはちょうど上記碑文の「1911年4月2日」にニューヨーク市長に在任していた人物なんですね。碑文の日付はBMT完成式典かなにかの市長の言葉じゃないでしょうか。辞書を引くと"dedicate"は「捧ぐ」という意味の他に、「(公共建築物など)を開所する、公式に開く;(記念碑など)の除幕式をする」という意味があります。1911年をBMTがオープンした年と考えて間違いないようです。アメリカンウォーターフロントのニューヨークの中ではかなり新しい建物ということになります。ブロードウェイだけの話でも、ホテルハイタワーは1892年、「ニューヨーク・デリ」は1881年ですから。また、タワテラ関連でいくと、ベアトリス・ローズ・エンディコットのニューヨーク市保存協会を承認したのもウィリアム・J・ゲイナーということになりますね。市長の言葉があるということは、BMTは公共施設なんでしょうか?TDS、アメフロのニューヨークが誇る劇場街とあれば、納得できますけどね。

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2006年8月12日 (土)

アメリカンウォーターフロント

0812 ■ 今回はアメリカンウォーターフロント。広告の文章は以下の通りです。

"Teeming masses from every country on earth have been drawn to the metropolis of New York. Surely there is something for everyone to be found within this vibrant, fast-paced metropolis. Should you feel the need for a more peaceful excursion, a quick hop up the coast will lead you to the quaint fishing village of Cape Cod, a perfent environment for health-restoring rest and relaxation."

「地球の各国から集まったたくさんの人々は大都市ニューヨークに引き寄せられたのです。確かにこの活気に満ちたテンポの速い大都市には人々を引きつける何かがあります。もしより穏やかな小旅行をお望みでしたら、ただちに進路を変更し、古風で趣のある漁村ケープコッドの港へお連れします。ここは健康回復のための静養や気晴らしに最適な環境です」

■ アメフロは以下のエリアで構成されます。時代設定は両エリアともに1912年。「タワー・オブ・テラー」のバックグラウンドストーリーや「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」の私書箱の消印で証明されます。活気ある大都市ニューヨークとのどかな漁村ケープコッドという正反対のエリアが魅力です。

・ニューヨーク
メディテレーニアンハーバーからポンテ・ディ・ベンヴェヌーティ(歓迎の橋)を渡り、コロンバスサークルから先のエリア。ニューヨークがモデル。
・ケープコッド
ニューヨーク港前を通り、ハドソンリバーブリッジを通った先のエリア。アメリカ北東部ニューイングランドのケープコッドがモデル。

アメフロは別項目でいろいろやっているので、特に書くことありません。

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2006年8月10日 (木)

U.S.スチームシップカンパニー(3)

0810 ■ 今日はアメリカンウォーターフロントの東京ディズニーシー・エレクトリック・レールウェイの高架下にある広告です。何の広告だか一発でわかりますよね。現在ドックサイドステージで「オーバー・ザ・ウェイブ」として上演中でもある、ドリームクルーズの広告です。S.S.コロンビア号就航5周年と東京ディズニーシー5周年を記念したクルーズです。この広告にも一昨日の記事でご紹介したU.S.スチームシップカンパニーのキャッチコピー"We sail the world over. (世界中を航行します)"が記されています。コーネリアス・エンディコット3世の名前まで記載されているのは、タワテラへの布石でしょうか。
■ 特筆すべき文章は広告の下から2段目の黒文字で書かれているものくらいですね。あとは先日ご紹介したU.S.スチームシップカンパニーの広告と同じです。

"Join luminaries from across the globe aboard our flagship, the stately S.S. Columbia, a technological marvel and true monument to progress, the palatial S.S. Columbia offers its lucky passengers every imaginable amenity!"

「私たちの船、威厳あるS.S.コロンビア号に乗って地球を横断して有名人に加わろう。科学技術の驚異、本物の進歩の産物、すばらしきS.S.コロンビア号は幸運な乗客のみなさんに考えうる限りの心地よさを提供します!」

誇大広告とまではいかないでしょうが、コロンビア号の表現がすごいですね…。「セイル・アウェイ」でも乗客のセリフに「夢見たい」ってありました。もちろんこんな豪華客船は現在でもなかなか乗れるもんじゃないですよね。20世紀初頭ならなおさら「夢見たい」でしょう。科学技術を結集した豪華客船に乗れば、それだけで著名人になれるかも?
■ ところで、みなさん。ものすっごい今更ですが、S.S.コロンビア号はニューヨークからどこに向かって出航するかご存じですか?意外と失念してると思うんですが…。私もたまに忘れます。ショーでも直接行き先については言及されていません。「セイル・アウェイ」でも処女航海セレモニーの後、垂れ幕にありましたし、この広告にも記載されています。もちろん「メディテレーニアンハーバー、アメリカンウォーターフロント、ミステリアスアイランド、ポートディスカバリー、マーメイドラグーン、ロストリバーデルタ、アラビアンコースト」です。7つの海をめぐる航海、船長はミッキーマウス。そりゃ誰だって参加したいですよね!!「オーバー・ザ・ウェイブ」の密航者トニオとマリアのお母さんはイタリアにいるとのことですから、メディテレーニアンハーバーにいるんでしょう。ちょうど救護室あるし…なんてね。セイルのミッキーと垂れ幕の写真は明日追加します。

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2006年8月 9日 (水)

U.S.スチームシップカンパニー(2)

0809 ■ 今日は疲れ気味なので手短に…。毎日更新って大変ですね…いつまでもつか…。さて、今日はU.S.スチームシップカンパニーの求人広告です。マクダックス・デパートメントストアの外壁、スチームボート・ミッキーズの向かい側の壁に貼ってあります。訳さなくてもおわかりでしょう。"Good Food Good Pay"と謳い文句が。「水兵募集」ですから、住み込みで働くんでしょうか。食事と給料はいいようです。
■ 個人的に注目すべきはこの住所ですかね。"Hiring Office 3 Horatio Square(雇用事務所、ホレイショースクエア3番地)"。本社以外に雇用事務所まであるんですって。建物が実在するかは未確認です。多分ないと思いますが…。それにしても、ホレイショースクエアはU.S.スチームシップカンパニーの関連施設ばかりですね…。

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2006年8月 8日 (火)

U.S.スチームシップカンパニー(1)

08083 ■ 左の写真は昨日紹介した「ニューヨーク・グローブ通信」と同じくコーネリアス・エンディコット3世が経営する会社「U.S.スチームシップカンパニー」の広告です。S.S.コロンビア号を所有する会社でもあります。この写真はアメリカンウォーターフロントのディズニーシー・エレクトリックレールウェイの乗り場を3階と見て、2階の階段近くにあるものです。これと同じでもっと巨大なものが、ドックサイドステージの左脇にでかでかと掲げられています。

"United States Steamship Co.
Established 1865
Main office, No.1 Horatio Square.
Tickets available through approved agents.
We sail the world over.
S.S.Columbia S.S.Housatonic S.S.Monongahela
Our Fleet of Powerful and Luxurious Ocean Liners Carries Discriminating Passengers to the Far Corners of the Globe."

「U.S.スチームシップカンパニー
1865年設立
本社はホレイショースクエア1番地
チケットは公認代理店にて入手可能
世界中を航行します。
S.S.コロンビア号、S.S.フーサトニック号、S.S.モノンガヒーラ号
私たちのパワフルな豪華客船はすべて、違いのわかる乗客を地球のすみずみまで運びます」

08082 ■ 左の写真が"main office(本社)"です。この本社がある"Horatio Square(ホレイショースクエア)"はS.S.コロンビア号が停泊している前のプロペラがある広場です。ホレイショースクエアとプロペラについては後日詳述します。話を戻し、チケットもこの本社で入手可能です。赤い扉のガラスに"Ticket Office"と記されていますので、現地でご確認ください。"We sail the world over. (世界中を航行します)"はU.S.スチームシップカンパニーのキャッチコピーのようです。広告に必ず記載されています。本社の窓にも。そして、驚くべきはU.S.スチームシップカンパニーが所有する豪華客船はコロンビア号だけじゃないことです。上の広告の絵にもあるとおり、この会社は豪華客船を3隻も所有しているのです。1隻はご存じ「S.S.コロンビア号」、広告中央の「S.S.フーサトニック号」、最後に「S.S.モノンガヒーラ号」。絵をよく見ると3隻とも全くと言っていいほど同じ外観をしていますが、フーサトニック号だけ煙突が2本です。これらの船の名前はすべてアメリカを流れる川の名前です。ディズニーならもしかして…と思って地図帳を見てみると、フーサトニック川とモノガヒーラ川はニューヨーク周辺(アメリカ東部)を流れる川でしたが、コロンビア川だけはニューヨークとは真逆のワシントン周辺(アメリカ西部)を流れる川でした。ちょっと考えすぎたかな。それはさておき、これらの3隻は"Powerful and Luxurious Ocean Liners"、直訳して「力強く豪華な遠洋定期客船」だそうです。08081
■ また、U.S.スチームシップカンパニーは「セイリングデイ・ブッフェ」も所有しています。ここではS.Sコロンビア号の処女航海を記念した祝典が今も行われています。豪華客船3隻、セイリングデイ・ブッフェを所有するU.S.スチームシップカンパニー、ニューヨーク一の新聞社ニューヨーク・グローブ通信。これら2社を経営するコーネリアス・エンディコット3世がいかにニューヨークで名を馳せていたか。想像に難くないですね。…それがまたハリソン・ハイタワー3世とどう絡んでいたか。興味はつきません。

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2006年8月 7日 (月)

ニューヨーク・グローブ通信(1)

08071 ■ タワー・オブ・テラー関連で号外を配ったり、公式サイトのマンフレッド・ストラングが勤務する会社だったりと最近話題の「ニューヨーク・グローブ通信」をご紹介します。所在地はニューヨークのブロードウェイ117番地。ブロードウェイ・ミュージックシアターの隣に位置します。現在(1912年)の経営者はコーネリアス・エンディコット3世。「ストラングの取材メモ」の「ニューヨークのキング、エンディコット三世」の項目で彼の経歴が少し判明しました。

1837年 コーネリアス・エンディコット三世誕生
10才の時に、寄宿制の学校スノッディングトン校に送られるがハイタワー三世の冷酷きわまりないイタズラでひどい目に遭う

以上公式サイトより抜粋。ハリソン・ハイタワー3世が1835年生まれですから、エンディコット3世の方がハイタワー3世より2歳年下なんですね。
08073■ では、右の写真をご覧ください。ニューヨーク・グローブ通信の社屋右下にある礎石です。

"This Cornerstone Dedicated November 4, 1883 by Cornelius Endicott, II  Publisher of the New York Globe Telegraph to the Loyal Readers of New York's Most Popular Newspaper"

「この礎石は1883年11月4日ニューヨーク・グローブ通信経営者コーネリアス・エンディコット2世によってニューヨークで最も評判のよい新聞紙の誠実な読者に捧げられたものである」

1883年11月4日がニューヨーク・グローブ通信の創立年月日とは必ずしも言えませんが、まあ、それに近しい日にできたんでしょう。創立者がエンディコット2世とも言い切れませんが、1883年の時点で経営者はコーネリアス・エンディコット2世だったようです。タワテラ公式サイトの「ストラングの取材メモ」に「父親の会社の経営を引き継ぎ」とあるので、このエンディコット2世はエンディコット3世の父と断言できます。08072
■ 次にこの社屋について。左の写真は社名のアップです。この中央の社名の左右に小さな金文字で何やら書いてあります。まず左の方から

"Also Publisher Of:
The New York Shipping Gazetteer
Le Journal Global De Telegraphe De New York
Die New York Welt Fernschreiber Zehung"

「下記新聞社も含む:
ニューヨーク海運業官報発行係
ニューヨーク・グローブ通信(フランス語)
ニューヨーク・グローブ通信(ドイツ語)」

■ 次は右の方。

"Also Publisher Of:
Il Giornale Globale del Telegrafo De New York
O Jornal Do Telegrafo Do Globo De New York
El Periodico Global Del Telegrafo De Nueva York"

「下記新聞社も含む:
ニューヨーク・グローブ通信(イタリア語)
ニューヨーク・グローブ通信(ポルトガル語?)
ニューヨーク・グローブ通信(スペイン語)」

■ 「ニューヨーク・グローブ通信(フランス語)」などと訳されているのは、その言語で「ニューヨーク・グローブ通信」と書かれているものです("e"に" ' "がのっている文字は表現できませんでした。普通に"e"と表記してあります)。さすが「人種のるつぼ」と形容されるニューヨーク。ニューヨーク・グローブ通信もいろんな言語の新聞を発行しているようです。フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語(これだけ確信なし)、英語の計6ヶ国語の新聞を発行しています。これらの子会社(?)もすべてこの社屋にあるそうです。また、一番最初に記されている"The New York Shipping Gazetteer"は、「ニューヨーク海運業官報発行係」と苦しい訳になっています。"shipping"が「船舶;海運業」という意味、"gazetteer"は「地名辞典;官報発行係」と辞書にありました。新聞社という立場からして、ニューヨークの海運業に関する官報もニューヨーク・グローブ通信が手がけているのではないかという私の推測です。

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2006年7月25日 (火)

ブロードウェイ・ミュージックシアター(1)

07251_1 ■ 今後参考にした文献を最下部に記しておきます。今回はブロードウェイ・ミュージックシアター(BMT)についてです。現在は5周年を記念して「ビッグバンドビート」(BBB)を絶賛上演中です。ミッキーファンにはたまらないBBBは後日語るとして、左の写真は「アンコール!」ラス日に撮ったものです。注目すべきは"NOW PLAYING ENCORE!"の上の3体の像。一番上で土台を支えているのが海神ポセイドンです。トライデント(三叉の矛)でおわかりですよね。左下には喜劇の仮面を持ったマーメイド、右下には悲劇の仮面を持ったマーメイドがいます。左の写真ではわかりにくいので、下の写真もご覧ください。これも小さくて申し訳ないですが…。この仮面はBMTの看板上に紋章のように設置されているオペラマスクです。さらに、一番上の金の装飾もマーメイド、装飾の縁取りなどでは貝殻と思しきモチーフがいたるところに…。これらすべて東京ディズニー「シー」だから、海に関連する装飾なんです。看板左右のステンドグラスにも船が描かれてるし、シアター内の幕に描かれているのも夕暮れ時の航海の様子。全部海関連!!そんなの気づきませんよね、普通。こんなところまで「海」というテーマを徹底してるんですね。すごい…。
0725■ 余談ですが、ギリシャ神話のポセイドン"Poseidon"はトリトン"Triron"の父に当たるそうです。トリトンは下半身は魚、上半身は人の半神半人だとか。「リトル・マーメイド」のトリトン王もそんな感じですもんね。また、ミッキーのオペラマスクはTDLの「ミッキーマウス・レビュー」でどうぞ。

<参考>
『ディズニーリゾート物語』第15号 講談社 p.35

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2006年7月24日 (月)

タワー・オブ・テラー関連年表

■ 今日は親知らずを抜いて歯が痛いので、短めに。「ディズニーリゾート物語」というTDL20周年だかTDSグランドオープンだかを記念して刊行されたディズニーファン増刊号のような愛蔵版全30号がうちにあります。うちは11年来のディズニーファン読者なのですが、この「ディズニーリゾート物語」は買っただけでずっと放置してありました…。買って自分のものにすることに満足し、その後は放置というパターンが多い私です…。さて、このシリーズはものすごく中身が濃く、私のようなTDRの雑学・トリビア的なことが大好きな人にはうってつけです。さすがに2002~2003年の刊行物なのでもう入手は困難かも。それで、このブログをきっかけに大学生活最後の年だし、TDSのバックグラウンドストーリーを調べ上げたいと思っている私は、数年ぶりに本をひっぱり出してきて読んでみました。
■ 15号はアメリカンウォーターフロント特集でした。アメフロはTDSでも特にネタの宝庫です。一番の収穫はそのアメフロの時代設定が1912年とわかったことです!ニューヨークとケープコッドともに1912年の設定です。これでアメフロの歴史をたどることも不可能じゃないかも!
■ という経緯を経て、今日タワー・オブ・テラーの公式サイトを今更見てみました。垂直落下ダメな私は正直タワテラができても乗れないので、あまり興味がなかったのですが、ストーリーはやっぱり奥が深いと感心しました。それで、公式サイトの出来事が起こった年月日を個人的メモも兼ねてまとめてみました。

1835年 ハリソン・ハイタワー3世ニューヨーク市に誕生 
1892年1月23日 ホテルハイタワーオープン
1899年某日 ハイタワー3世がコンゴ川遠征時にムトゥンドゥ族より
         シリキ・ウトゥンドゥ略奪
1899年12月31日 ホテルハイタワーにてエレベーター事故・ハイタワー3世行方不明
1912年5月4日 ベアトリス・ローズ・エンディコットがニューヨーク市保存協会設立
1912年6月5日 ニューヨーク市がニューヨーク市保存協会を承認
1912年7月20日 マンフレッド・ストラングがホテルハイタワーにて
           シリキ・ウトゥンドゥ目撃?(映像のみから推測)
1912年8月22日 マンフレッドとローズがホテルハイタワーで会う
1912年9月4日 ホテルハイタワー一般公開

タワテラ工事中の柵には「2006年9月4日 re-open」と看板が掲げられていましたが、それはもちろん現実での時間。もちろんタワテラ公式サイトから読み取れるのはこれだけじゃありません!ローズの父でハイタワー3世と犬猿の仲とされるコーネリアス・エンディコット3世はS.S.コロンビア号を所有するU.S.スチームシップカンパニーの社長だし、マンフレッドはブロードウェイ・ミュージックシアター(BMT)横に実在するニューヨーク・グローブ通信の記者だし、裏ネタ満載です!タワテラオープン楽しみです(笑)

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